コーチングに以下のようなマイナスイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。 「何をするのかイマイチ分からない」 「騙されそう」 「怪しいのでは?」
私まなびんは、現役コーチとして日々前向きに過ごしているクライアントと接しています。
私自身もコーチングを受けることで、暗い靄のかかった人生が光り輝くものに変わりました。
コーチングは人生を変える素晴らしいものなのに「なんとなく胡散臭い」と思われているのはとても悲しいことです。
そこでこの記事では、コーチングが胡散臭いと言われる理由や悲しい事実も含めてお話します。
「コーチングを受けてみたいけど、トラブルは嫌だ!」と思っている方は是非読んでください。
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コーチングの悪いイメージ4つ
コーチングと聞いて思い浮かぶネガティブなイメージと、その原因を解説します。
勧誘される
最初のセッションは無料だけど、セッション後にやたらと契約を勧められたり、友達の紹介をしつこく頼まれたり。 こういった話はよく聞きます。ですので、ある意味このイメージは正しいでしょう。
恐らく「コーチも商売だ」という考え方から、こういった対応をしているのだと思います。 しかし、根本的に社会貢献の一環としてコーチングを行っているのであれば、あり得ないことです。
私まなびんも、ビジネスとしてコーチングを行っている者の1人ではありますが、根底にあるものは『クライアントの人生を良くしたい』という思いです。
コーチも人間ですから、相性もあります。専門としている分野も人それぞれです。
数いるコーチの中からたった1人と1回セッションを行っただけで、即決できることは少ないでしょう。
しかし残念ながら、クライアントの幸せよりも自分の商売を優先するようなコーチは存在するのです。
自発的な行動に導くことがメインのコーチングで、無理な勧誘を行うようなコーチが優良とは言えません。 少しでも商売優先だな、と感じることがあれば、早々にその方とのお付き合いを辞めることをおすすめします。
探せば、他にいくらでも良いコーチはいます。
大切なのは、あなた自身が「この人からコーチングを受けたい」と思う気持ちですから。
宗教っぽい
心理的にコーチに依存するあまり「コーチの言うことを聞いていれば大丈夫だ」という心境に陥った場合、周りからは宗教のように見えるのかもしれませんね。
誤解の無いように言っておきますが、コーチは指示は一切行いません。神のように教えを説くなど、もってのほかです。
コーチの仕事は「クライアントの可能性を引き出すこと」「目標達成のためのサポートを行うこと」です。
答えを出すのも、行動を起こすのも、コーチの指示ではなくクライアント自らの意思で行うことに意味があります。
もし、コーチングを受けている方の中で「コーチの指示に従っている」と言っている方がいらっしゃったら、その方が受けているのはコーチングではなく、ティーチングの可能性が高いです。 クライアントとコーチの関係性は対等であり、上下関係や師弟関係はありません。
お互いをパートナーとして信頼し合って、初めてコーチングが成り立つのです。
洗脳されそう
心理学を使ったアプローチがあるという側面から、このようなイメージを持つ方もいらっしゃるのだと考えます。
「洗脳」の意味 1 共産主義社会における思想改造。中華人民共和国成立後の、旧体制の知識人などに対する強制的な思想改造を非難したbrainwashingに由来。 2 その人の主義や思想を根本的に改めさせること。「洗脳されて組織に入る」 引用:デジタル大辞泉(小学館)
コーチングで行うことはあくまで『クライアント自身が持つ答えを引き出すこと』です。 強制的に、個人の主義や思想を変えることはあり得ません。
引き出すものが潜在的な意識であれば、クライアント自身がその考えに気づいていないことのため「思想を上書きされた!」と思ってしまうことはあるかもしれませんが…。 断言できるのは、個人の力で洗脳することは不可能だと言うことです。
洗脳とは組織単位で行うものであって、基本的に1対1で行うコーチングには向きません。 都合の良いようにクライアントを操る力があれば、恐らくコーチという仕事をしないでしょう(笑)
詐欺っぽい
コーチングはテーラーメイドなサービスのため、人によって目標も違えば効果も異なります。 また、効果が出てくるまでには一定の時間を要します。
ですので「他の体験者から聞いた話と違う」「続けていても効果がない」などと感じ、「詐欺なのでは?」と考えてしまう方がいらっしゃるのでしょう。
実際に良質なコーチングを受けた経験があれば、詐欺との違いが良く分かると思います。詐欺とは、言葉巧みに相手を言いくるめて金銭をだまし取ることですよね。
コーチングでは対話を大切にしますが、基本的にコーチがベラベラと持論を話したり、考えを誘導したり、説き伏せたりといったことは行いません。
逆を言えば、あなたが出会ったコーチが上述したパターンに当てはまるのであれば、そのコーチは詐欺である可能性が高いです。真っ当なコーチは、舌先三寸でクライアントを言いくるめたりはしませんから。
コーチングがうさんくさい理由
なぜコーチングは胡散臭いと思ってしまうのでしょうか? 答えはシンプルで、コーチングがどのようなものであるかを理解していないからです。
何をするのかよく分からない
コーチングの日本での歴史はまだ20年程度。新しいサービスのため、具体的にどのようなことを行っているのか分からない方も多いと思います。
『よく分からない=胡散臭い』と感じるのは当たり前ですね。人は分からないことには恐怖を覚え、防衛本能から否定してしまうものですから。
コーチングとは何を行うのか、コーチングの概要を以下の記事で解説しています。
コーチングに対する理解を深めるために読んでいただけましたら幸いです。
コーチングとは何か?ティーチング、カウンセリングとの違いや向いている人など
サービスが無形
コーチングは1対1の対話であるセッションを通じて行います。テキストやカリキュラムが存在するわけではありません。
また、得られる効果も目に見えないものであることから『なんとなく胡散臭い』と思われる方が多いのではないでしょうか。
これがコンサルティングやティーチングであれば、効果測定ができたりマニュアルがあったりするのですが、コーチングはその性質上、そういったことができないのです。
例として、コーチングで得られるものを以下に挙げます。
- 悩みから解放された人生
- クリアで深い思考
- 目標達成
- 自己承認や自己認識
- 成長や変化
こうして見てみると、抽象度が極めて高いため、胡散臭いと感じるのも仕方ないかもしれませんね。
しかし、クライアントごとに悩みも設定するゴールも異なるため、コーチングは完全に個別対応になります。 どうやっても万人向けのマニュアルなどは用意できないのです。
上記のような効果を実際に感じてみたい方は、ぜひ無料セッションにお申込みください。
「コーチ」は誰でも名乗れる
コーチには公認心理師のような、国家資格がありません。民間資格はいくつかありますがコーチを名乗るうえで必須ではなく、何かしらの専門性や得意分野・経験を持つ人であれば、誰でもコーチになれるのです。
そのためコーチの世界は、正に玉石混交です。 悲しいことに、中には詐欺まがいのインチキコーチや、セミナーと称してネットワークビジネスに勧誘する団体もいます。 怪しいコーチの見極め方は後述しますので、どうかこの記事を読んだ方は騙されないようにしてくださいね。
資格を持ったコーチなら大丈夫?いいえ、そんなことはありません
民間資格でも、資格取得者なら信頼できるか?と言われたら答えは「NO」です。 信頼できないとは言いませんが、資格を持っている人が優れたコーチであるとは言えないからです。
資格はお金をかければ誰でも取れる
基本的に、コーチの資格を取るためにはスクールに通う必要があります。独学で勉強して資格を取るわけではありません。
資格を取るためにそれなりの金銭や時間を使っている事は認めますが、逆に言えばお金と時間をかければ取れるのが資格です。
資格は「こういった勉強をしました」という証明をするだけのものなので、コーチングの技術に活かせるかどうかは、コーチ次第と言うことです。
大切なのは資格ではなくトレーニング
優れたコーチは、資格を保有しているかどうかで判断することはできません。
重要なポイントは「継続的なトレーニングを続けているか」です。 具体的には、コーチを探す際に以下のポイントに着目してみてください。
- コーチとしての実績
- 理念
- 得意分野
- 経歴
その方のプロフィールやSNSの発信内容を見れば、ある程度のことは分かるかと思います。 コーチングの単価は、決して安いものではありません。ご自身が納得いくコーチを探しましょう。
資格よりも口コミが有効
忌憚のない口コミは、コーチを選ぶ際の判断基準になりますね。 口コミがなくても、SNS上で質問に対する返信内容などを参照することで、誠意のあるコーチかどうかが分かると思います。
「この人は信頼できそうだな」と思う方を見つけたら、相性を見るためにも、無料セッションを受けてみることをおすすめします。 私まなびんのコーチングを受けてみたい!と言う方は、以下のメルマガからお申込みくださいね。
怪しいコーチの見極め方
世にはびこる悪徳コーチに引っかからないように、簡単な見分け方を紹介しますね。
即契約を勧める
無料セッション後に執拗に契約を迫ってくるコーチが怪しいのは、言わずもがなですね。
社会貢献よりもお金稼ぎに重きを置いている時点で、コーチ失格です。 「この場で契約してくれたらこんなサービスが…」などの甘言も相手にしない方が良いでしょう。それは「得したい」「損したくない」という顧客心理に訴えかけてくる手法ですので。
紹介者を募る
セッションの最後にサラリと触れる程度なら良いのですが、執拗に紹介者を募る、紹介者特典を付けるなどの行為は「ネットワークビジネスじゃないんだから」と言いたくなりますね。
本当に良いサービスだと思ったら、人は頼まれなくても紹介します。
真っ当なコーチングを受けることで、あなたのコミュニケーション能力は格段に向上します。 その変わりようが何よりの説得材料になることを、コーチは分かっているはずです。
そういったコーチは、むやみやたらに紹介者を募ったりはしません。
お金持ちアピールが過ぎる
お金持ち=幸せという図式がしみついているコーチにありがちです。幸せの形は人それぞれですし、お金持ちになりたい人ばかりではないと思います。
また、成功の証として稼いでいるという事実はとても分かりやすいですが、アピールするポイントではありません。
高級外車、豪華なディナーや綺麗な事務所などはコーチの技量と何の関係もないと分かっているなら、こういったアピールはしないでしょう。
弟子を名乗る
弟子を名乗っている方全てが怪しいというわけではないのですが、それなりの実績があればお師匠さんの名前を出さずとも、活躍できるはずです。 「〇〇先生の元で学びました!」は、その言葉通り、学んだだけ。繰り返しにはなりますが、コーチの価値は実績とトレーニング量(トレーニング方法)で決まります。
やや乱暴な言い方になりますが、学んだ方法はどうでも良いのです。 どれだけクライアントと真摯に向き合い、信頼関係を構築したうえで誠実に併走できるか。
クライアントの望む未来にスムーズに導くことができるか。 これが、コーチ選びで最優先されることです。
扱っているテーマが抽象的すぎる
コーチングで得られることは確かに抽象的なものになってしまうのですが、コーチによって、専門分野や得意分野は異なります。
そのため、取り扱うテーマや対象者はある程度絞られてきます。 『誰にでも当てはまる』は、コーチングのサービスとしてはあり得ません。
具体的には、以下のようなぼんやりとしたテーマを謳っている場合は注意が必要です。
- 運が良くなる
- 幸せになれる
- お金持ちになれる
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相性の合ったコーチを見つけよう
コーチの世界は玉石混交で、良いコーチと出会うことはなかなか難しいかもしれません。 悲しいことに、怪しいコーチや詐欺まがいのコーチは本当にいます。
コーチ自身がコーチングについてよく理解していないことも、ままあります。 本物のコーチと巡り合うためには、口コミや無料セッションを上手に活用して、いろんなコーチと話してみることが近道です。
この記事を最後まで読んで下さったあなたは、きっと聡明な方だと思います。 そんなあなたが過去への後悔も、未来への不安も忘れて心豊かに生きるために、相性の合ったコーチを見つけられることをお祈りしております。 私まなびんのコーチングも、一度試してみてくださいね!