【実体験】個人ブログはオワコンか?

blogging

Googleのアルゴリズム変更で、個人ブログはオワコンになっているという話をよく聞きます。

本当にそうでしょうか?

筆者は、このブログを立ち上げてから一年半で、また、実質的に記事投入をしていったのは1年ぐらい、記事数は100ぐらいですが、最近急速にアクセスが上がってきています。

この記事では、実体験を基に、個人ブログでもアクセスを集めていくことが可能であるということについて説明したいと思います。

企業が書けない記事を書けば個人ブログでも検索上位に!

個人ブログで収益を上げていくのが難しくなったのには、大きく次の2つの理由があります。

  1. 企業が参入して競争が激化したこと
  2. Googleアルゴリズムのアップデートで、より権威性が重んじられるようになったこと

1については、企業は儲ける分野に出ていくのは当然で、サイトから収入を産み出すため、Webライターを大量に雇って記事を投入し、個人では到底競争に勝てなくなったジャンルが多くなりました。

2については、信ぴょう性のない記事が多くなると、Googleとしてもサイト離れ、広告離れの損失を被るため、権威のある公的機関や専門家などの記事を重んじるように評価基準をシフトしてきています。

でも、個人ブログは稼げないというのは、ある面間違いです。

正しくは、「月に数百万とかは稼ぎづらくなった」ということでしょう。

そういうビッグジャンルには大方、企業が参入してきていますので。

月数十万円までなら、これからも個人で稼げます。

論理的に整理すると、オワコンになるはずがないと言えます。

その理由は次のとおりです。

  1. 【記事内容面】個人でしか書けない記事が存在すること
  2. 【検索性】YouTubeなど動画に比べ、検索して詳しい情報を調べるにはブログの方が向いていること
  3. 【マーケット性】検索窓に打ち込んで調べる層は、動画を見る層より購買力や購買意欲が高い傾向があること

そもそも、1に関しては、企業のサイトか、個人のサイトか、2に関しては、細かい文字情報が欲しいのか、ザクッと動画で簡単に情報を得たいのか、3に関しては、モノやサービスを買いたいのか、楽しみたいのか、というのは棲み分けであって、競い合うものではないですよね。

 

ケースバイケースなのです。よって、どちらも生き残ります。

どちらも必要だからです。

 

オワコンと言われるとき、「検索上位に行かせるのが個人ブログだと難易度が増した」とか、「アルゴリズムの変動が大きすぎてアフィリエイト収入の変動が大きくなった」という意味に限れば、それは真実です。

でも月数十万円は言わば寝ていても稼げる可能性があるものをオワコンというのは言い過ぎで、月数百万円とか稼いできたトップ層の言葉だけで判断すべきではないと思います。

今後も、月数万円~数十万円稼ぐのは、個人ブログでも可能です。

理由を具体的に見ていきましょう。

 

まず先述の1番についてですが、例えば、「個人で稼ぐ方法を知りたい」と思っている人が企業サイトを検索するでしょうか?(笑)

個人で実際に稼いでいる人が書いたブログを探し求めますよね。例えば有名なマナブさんのmanablogとか。

企業サイトにそういう記事がもしあったとしても全く説得力がないし、人間味もないです。実際稼いだ人がどんな感じの人なのかもわからないので、あまり読みたくないですよね。人間は人間に一番興味がありますので。

 

要するに個人でしか書けない記事であれば、企業と競争しなくてもいいので、そこで戦えばいいわけです。

 

次に2番についてです。これは、文字情報から動画へと人が流れていったということに関連します。「みんなYouTubeを見るようになったからブログは読まないよ」とよく言われます。

確かに文字を読むより動画を見た方が楽に情報をゲットできます。

でも、動画は検索に向きません。YouTubeタイトルなどの検索はできますが、動画のどこに知りたい情報があるか検索しようと思ってもそれは難しいです。

ブログなら検索エンジンでピンポイントにその情報に行き着きます。もし何か悩みがあったりしてシビアなことを知りたかったり、できるだけ正確な情報を得たかったりするといった場合は特に文字情報を探すのが普通です。

 

そして3番のマーケット性についてです。

ブログ運営はアフィリエイト収益を目的とすることが多いです。収益を得るには、記事を読んだ読者が商品やサービスを購入しよう確信してリンクボタンをクリックすることが必要です。お金を払っでモノやサービスを買う、いわゆるホンキの層を多く集める必要があります。

YouTube動画に集まる層よりもブログに集まる層の方が平均的には購買の母数となりやすいのは想像に難くありません。なぜなら、わざわざ検索窓に文字を打ち込むというめんどくさいことをしているからです。

何か悩みがあったり、何かを買いたかったり。正確で詳細な情報が必要です。

動画ではどうも、、、、、。

 

また文字を読むのに慣れた層は、動画しか見ない層より収入レベルも高いでしょう。

ですので大きなトレンドとして文字から動画に移っていっても、マーケティング的な視点からは、それほど影響は受けません。動画も併せて活用する、という視点は必要ですが。

つまり、個人の商品・サービス、アフィリエイト商品・サービスを購入してもらいたいとき、ブログというのは、今後も有力な手法であり続けます。

 

読者満足度を高める努力をしたら検索上位に上がった!

このグラフは筆者のブログのGoogle Search ConsoleでのPV等のデータです。前述したように、この英語・Web系勉強法のブログを設置したのは一年半前で、実質ここ一年しか記事を投入していません。まだ記事数は100ぐらいです。

稼ぐ系に比べ英語学習系はPV(ページビュー:ページが見られた回数)が上がりにくいですが、コツコツ良質な記事を投入しようと継続してきた結果、最近やっと上がってきました。

ブログが伸びてくるのには1年ぐらいはかかると、マナブさん、なかじさん、もふ社長の動画などで学んでいたので、焦らず少しづつ投入し続けました。

オンライン英会話に関しては、他のサイトと比較しても質・量ともに充実していると自負していますので、自分としては「やっとわかってもらえたか」という感じです。

SEOの知識を身に付けるには、いろいろなブログやYouTube動画が参考になりますが。特に、マナブさんやなかじさんのブログや動画が良質で、一時期毎日見て学び、それをこのブログに応用していきました。

例えば初歩的なことで言うと、h2タグに結論やキーワードを含めることや、狙うキーワードを、大手サイトとの競争にならないように少しずらすことなどです。

このブログでも、3語キーワードをまず狙って、あとから2語キーワードが上がるのを待つ、といった戦術を取っています。 「オンライン英会話 初心者 撃沈」 → 「オンライン英会話 初心者」といった具合に。

【体験談】オンライン英会話初心者の失敗理由3つと撃沈を防ぐコツ5つ

こうしたSEOの知識も必要ですが、何よりも重要なのは、読者満足度を満たすことです。

本来ブログは読者の役に立つために書くものです。読者は悩みを抱えて検索したり、あるいは何かの情報を詳しく知りたいと思って検索します。そうした読者を「ペルソナ」としてできるだけ具体的・詳細にイメージして、その人に向けてかゆいところに手の届く情報を順序よく書いていきます。

知りたい情報が書いてないと他のサイトに移ってしまい、それはSEO評価のマイナスになってしまいます。

他サイトへの遷移や、サイト滞在時間などをGoogleアルゴリズムは評価します。これらの要素は近年重要度が増しています。

要は中身が大事だということです。読者が満足しているかどうかということをGoogleも重視するようになり結果として、アルゴリズムにおいて、他サイトへの遷移やサイト滞在時間などの指標の重要度が増していったのです。

ですので、特に初心者は、読者をできるだけ具体的にイメージしながらその人に向けて語り掛けるように記事を書いていけばいいと思います。

筆者もこれからも読者の悩みの解決に本当に役立つ記事を書いていきたいと思っています。

まとめ

いかがでしたか?

個人ブログもジャンルや内容次第では月数万円〜数十万円、十分稼げます。

要するに大規模サイトとの競争に巻き込まれないジャンルを狙うことや、読者を具体的にイメージして過不足なく書くこと、記事を投入し続けることがやがてアクセスアップ、収益アップにつながります。

また、ブログを運営するとWebマーケティングを実践として学べます。ブログ運営で学んだSEOやセールスライティングスキルは、企業サイトへのSEOコンサルティングにも使えます。

Webマーケティングのコンサルティングは、企業の収益増に直結する分野の仕事であり、継続して数社をクライアントに持つことが可能で、効率のいい安定収入づくりに最適なスキルです。