コーチングビジネス商品の作り方を9ステップで解説します【キャッチコピーの作り方も】
この記事は、以下の方に向けて書いています。
- コーチングビジネスを始めるにあたって、商品作りに悩んでいる
- 商品作りの具体的なプロセスを知りたい
コーチングビジネスで売り物となる「商品」。実際に商品作りで迷路にハマり、ビジネスに踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
コーチングビジネスの肝となる部分は、この「商品作り」と「集客」の2つです。
この記事を書いている私まなびんは、コーチングビジネスを始めて2カ月目、3ケ月目と、月商7桁です。
これは、たまたま上手くいったわけではありません。緻密な商品作りと集客が根本にあったうえでの結果です。
その戦略は出し惜しみせずに、このブログで公開していこうと思っています。あなたにもきっとできますので、この記事を参考に、自分自身の商品を作り上げてください。
※ このブログを書いている、まなびん@県職員34年コーチ、集客コンサルが、起業2か月目で月収7桁に達した秘訣や、コーチングビジネスでは、どのように自らをブランド化して、どのようにSNSなどでクライアントを集めていくかなど、濃い情報を発信しています。
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商品化のステップ
商品化で大切なことは、差別化を図ることと、自分が何の専門家であるかを分かりやすく示すことです。具体的な内容を9つのステップで解説していきますね。
ステップ1:ペルソナを決める
ペルソナとは、顧客像のことです。目の前の1人に向けて商品を作るつもりで、できるだけ細かい項目を設定しましょう。 以下のような人物を想像すると、考えやすいです。
- どんな人とお付き合いしていきたいか
- どんな人の助けになりたいか
ペルソナとして設定した人物が顧客となるわけですから、上述した2つのポイントはとても大切です。 思い浮かべた人物に対して、以下のような細かい項目を設定していきましょう。
【年齢・性別・居住地・生い立ち・家族構成・年収・職業・役職・趣味・趣向・価値観・平日休日の過ごし方・ライフスタイル】など
なぜこんなに細かく設定するのかと言うと、ペルソナの気持ちになって考えることができるからです。
こういった生い立ちや人生の背景がある人は、どんな悩みを抱えているのか? 悩みを解決して、どういう人生を歩んでいきたいと思うのか?
このように想像を働かせることで、より顧客にフィットしたサービスを作り上げることができるのです。
ステップ2:どんな悩みを解決するか考える
ステップ1で軽く触れましたが、設定したペルソナはどんな悩みを抱えているのかを考えます。 例えば以下のような悩みですね。
人間関係であれば、その人間関係をどうしたいか?断ち切りたいのか、うまく立ち回りたいのか?
恋愛であれば、出会いが無い事が悩みなのか、パートナーとの将来を悩んでいるのか?
仕事であれば、スキルアップすべき指標が欲しいのか、特定のスキルを身につけるためにどうすれば良いのかを悩んでいるのか。
このように、悩みに関しても細かく想像してみてください。QAサイト(Yahoo知恵袋など)を参照するのも良いでしょう。
ステップ3:悩み解決の先を見据える
解決すべき悩みが浮き彫りになったら、次は「顧客がその悩みを解決することでどうなりたいのか」を考えます。
人間関係であれば、断ったあとにどんな人と付き合っていくのか?
恋愛であれば、成就後どうなりたいか?
スキルを獲得したら、その後何に活かすのか? 精神的・身体的・環境などの変化変容を、具体的に明確に設定していきましょう。
ステップ4:参入分野を決める
あなたがどのような分野で商品を売っていくのかを考えます。
参入分野の例を挙げますね。
【仕事・人間関係・家庭問題・恋愛・お金・健康】 など
あなたのペルソナが抱える悩みを考えた後ですので、分野は比較的楽に決められるのではないでしょうか。
人間関係や家庭問題、恋愛などは大きく分けると「コミュニケーション術」と言えますので、コミュニケーション分野とするのも良いでしょう。
ステップ5:ライバルのリサーチ
参入分野が決まったら、同じ分野でビジネスを行っているライバルのリサーチを行いましょう。
ライバルのリサーチは、市場調査に当たります。 例えば、リアルで店舗を開くときには周辺の店舗や、近隣住民の家族環境やライフスタイルなどを調査しますよね。
コーチングビジネスのように無在庫でネット販売する場合でも、必ず同じことを行う必要があります。
市場調査無しにビジネスを始めることは失敗の元です。きちんと調査を行いましょう。 ライバルを見つけたら、以下のことを確認してください。
- メニューの確認:セッションの頻度、長さ、形式、パッケージがあるかないか
- 発信内容の確認:SNSなどで何を発信しているのか
ここで抑えた内容を基に、差別化を考えていきます。
ステップ6:差別化を図る
数あるサービスの中で、あなたを選んでもらうためには差別化が必須です。 以下は差別化の例です。
- 特典を付ける
- 提供できる価値を明確に(誰のどんな悩みを解決するか)
- 何の専門家になる?
- どんな経験がある?
- どんなトレーニングを受けている?
- 自分の強みは何?
- どんなスキルや能力がある?
特典をつけるのであれば、初回無料セッションなのか?
パッケージ購入特典としてサービスをつけるのか?
などを、ライバルの商材と比較して考えましょう。
何の専門家になるのかは、これまでのあなたの経験と、ペルソナの悩みから決めると良いです。
自分の強みやスキルは、自分の魅力発掘のプロセスを基に見つけてください。
以下の記事の「ステップ2:自分の分析」をご覧ください。
【コーチングをビジネスに】始め方を7ステップで解説!マインドセットから集客方法まで
ここまでで、随分商品が具体化されたかと思います。今までの工程は決して無駄ではありませんので、もう少し頑張りましょう!
ステップ7:スタイルを決める
具体的なサービス内容を決めます。以下のことを考えてください。
- セッションの形式(TEL、対面、Web)
- セッションの頻度(週単位、月単位、回数)
- セッションの長さ
- 金額(セッション単位 または パッケージ)
セッションの長さは60分前後にしているサービスが多いようですが、長めに設定することも差別化要素になります。 1時間って、結構あっという間ですからね。
ステップ8:専門外分野の選定
顧客の目標を達成するにあたり、あなたがサポートできる範囲がどこまでなのかを事前に決めておきましょう。
例えばライフプランの相談は金融の知識、資格が必要です。
あなたの専門分野を超えたサポートが必要な場合は、然るべき専門家に引き継ぎを行うなど、その後のサポート体制を考えるためにも最初に線引きを行っておきましょう。
ステップ9:キャッチコピーを決める
キャッチコピーは、
「誰」に「何」を提供しているか
を具体的に盛り込みつつ、短い文章でまとめられたものです。
【目を引きながらも分かりやすい】を目指して作ってみましょう。
以下の考え方で作ると、決めやすいですよ。
ステップ1で決めたペルソナにむけて
ステップ2で想定した悩みを解決したあと
ステップ3でどういった未来を手に入れるのか
例えば、このような感じですね。
ペルソナ:会社を辞めたい40~50代の男性
抱えている悩み:退職したあとの将来が不安
悩みを解決してどうなった?:2カ月でストレスフリーな毎日を手に入れた
↓
キャッチコピー:40過ぎて会社を辞めた私がたった2カ月で金銭的不安を解消し、人生が希望で満ち溢れた方法とは?
上のキャッチコピーには「どんな人が」「どのくらいの期間で」「何を解決して」「どうなったか」が具体的に盛り込まれているのが分かると思います。
副業・起業を考えている方へ
まとめ
この記事のステップを踏むことで、悩んでいた商品化が具体的になりましたね。
「こんなに細かく決めないといけないのか?」
と思われた方も多いでしょう。
しかし、全工程を終えてみれば、全てのステップは必要不可欠なものであり、つながっていることがお判りになったと思います。
同じように、人生において無駄な出来事など無いのです。
これまであなたが積み重ねてきた経験や知識を軸に、コーチングビジネスを成功させ、たくさんの方を幸せにしてください。
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